80%以上の人が転職に失敗する3つの共通点とは… >>

看護師国家試験は【不適切問題】によって合格率や平均点を操作されている

スポンサーリンク
看護師国家試験

(追記:2019年2月19日)
(追記:2019年3月1日)
(追記:2019年3月2日)
(追記:2019年3月7日)
(追記:2019年3月14日)
(修正:2019年3月18日)
(追記:2019年3月22日)

本記事に関して、たくさんの方から質問やコメントを頂いています。
記事の一番下に、頂いたコメントとその返答を書いていますので、最後まで読んで頂けると嬉しいです。
コメント欄は開放しているので、お気軽にコメントして頂ければと思います。
必ず返信します。

毎年2月になると、看護学生にとって最大のイベントである看護師国家試験が行われます。

年々受験者が増え、2018年(第107回)には64,000人以上の方が受験し、58,000人の方が合格されています。

そんな看護師国家試験ですが、合格率は毎年90%前後に調整されています。

試験を作成の際に難易度を考慮してつくられていますが、実は受験生全体の成績に応じて正答率を操作している実態があります。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

看護師国家試験は不適切問題で合格率を操作されている

看護師国家試験は不適切問題で合格率を操作されている

2018年の看護師国家試験(第107回)の必修問題では、過去最多の8問が不適切問題として採点の除外対象となりました。

実は私が受験した第99回の国家試験でも必修問題の6問が不適切問題として、採点対象から除外されました。

この年は必修問題が従来の30問から50問に移行した年であり、従来の4者択一問題から5者二択問題が導入されるなど、大幅な変革があった事などから、受験者はもちろん学校の講師も不安を抱えていた事を覚えています。

99回の受験時は「正解していれば点数として加算、間違っていれば問題対象として除外」という基準になっていました。

なぜこんな事が起こるのか?

それは必修問題は80%の正答率が必要という合格基準(絶対基準)があるためです。

必修を不適切問題にしないと不合格者が続出する

必修を不適切問題にしないと不合格者が続出する

前述の通り必修問題は現状50問なので、80%の正答率を満たすためには40問以上の正解をしなければなりません。

しかし、難易度の高い問題に加え、表現が紛らわしい問題なども含まれている事もあり、40問以上正解できる人が少ないのです。

たたでさえ現場でナースが不足しているのに合格者が極端に減ってしまうと、病院の運営のみならず、国家としても危機的状況に陥ります。

これを避けるために、正答率の悪い必修問題を除外することで必修問題の正解を80%以上に保っているのです。

第107回の国試のように8問の不適切問題があると必修問題の総数は42問となり、そのうちの80%なので、採点方法としては33.6問を正解していれば条件をクリアする事ができます。

(四捨五入で考え34問正解していれば合格です)

実際に34問しか正解出来なかった人が合格したという話もありました。

こうしてボーダーラインを調整し、合格者が減らないように調整されています。

第107回の看護師国家試験の採点除外となった必修問題の理由として

「問題自体は試験問題として適切であっても、必修問題としては妥当でないため」

としています。

これ必修問題の意味ってあるんですかね?

絶対基準なんてのはただの建前で、もはや必修問題は相対基準と考えた方が良いでしょう。

看護師国家試験の合格率は90%前後に調整されている

看護師国家試験の合格率は90%前後に調整している

以下の数字は厚生労働省発表による過去5年間の看護師国家試験の受験者と合格者・合格率です。

  • 第103回
    受験者数58,891人 合格者数52,900人 合格率89.8%
  • 第104回
    受験者数60,947人 合格者数54,871人 合格率90.0%
  • 第105回
    受験者数62,154人 合格者数55,585人 合格率89.4%
  • 第106回
    受験者数62,534人 合格者数55,367人 合格率88.5%
  • 第107回
    受験者数64,488人 合格者数58,682人 合格率91.0%

受験者数増加に伴い合格者も増えていますが、合格率は平均すると90%で誤差も2.5%です。

受験すれば誰でも合格できるわけではありませんが、必修問題をしっかりクリアして、下位10%に入らなければ良いのです。

国試の過去問と必修問題集を何度も復習し、体調され整えて臨めば高確率で合格できます。

不合格だった人の共通点はほぼ決まっており

寝不足や体調不良、圧倒的な勉強不足、マークシートのミスなどが挙げられます。

 

午前中の試験を受けた段階で悲観する必要はない

午前中の試験を受けた段階で悲観する必要はない

看護師国家試験は午前と午後に分かて試験を受けます。

午前の部を終えた段階で悲鳴がたくさん聞こえてきます。

「オレ終わったわ」

「私ダメっぽい…」

こんな声がたくさん聞こえてきます。

午前中の試験を終えた後、あまりの必修問題の難しさに絶望し、午後のテストを受けずに帰った学生もいました。

 

でも待ってください!

 

前述した通り、合格率や必修問題の正答率は、テストが終わった後の受験生全体の相対評価で厚生労働省によって操作されます。

だからもし、午前中のテストが絶望的でも決してあきらめたり、投げ出さないようにしてください。

これは全ての受験生に伝えたいです。

自我をしっかり持ち、午後からも集中力を保って試験に臨むことを必ず意識しておきましょう。

受験直後や速報での回答で悲観する必要は無い

受験直後や速報での回答で悲観する必要は無い

これも同様です。

どこの会場でも試験が終わった直後から泣き出したり、悲鳴をあげる人が必ずいます。

また、受験後に回答の速報が出ます。

答え合わせをしている途中で絶望している同級生もたくさんいました。

 

でも、やっぱり待ってください!

 

しつこいくらい何度も書きますが、点数なんて厚労省が都合の良いように操作しています。

明らかに簡単な問題を山のように間違えていれば可能性は低くなりますが、難しい問題が多い年は全体的に点数が下がるため「不適切問題」として必ず調整されます。

私の同級生も、答えわせの段階で必修問題で点数が足りず絶望していましたが、結果的に合格できました。

結果が出るまでは、前向きに過ごしましょう。

悲観して暗い毎日を送っても結果は変わりません。

 

速報のボーダーライン予想は高めに設定される

速報のボーダーライン予想は高めに設定される

受験直後には「さわ」「看護roo」「ネコナース」などでボーダーライン予想の速報が出ます。

ただ、実際には予想よりも高く設定されている傾向にあります。

なぜなら、予想したボーダーラインが実際のボーダーよりも低かった場合、合格だと思っていた人が不合格になるという悲劇が起きてしまい、多くの人から反感を生むことになります。

あとから、合格ラインが下がって「落ちると思っていたのに合格してた」という場合で文句を言う人は誰もいないですよね?

会社としては自社のイメージを壊すのは避けたいですよね。

そのため最初のボーダーラインは高めに設定されています。

東京アカデミーなどは、SNSやネット上の反応を見ながら少し時間をおいてボーダー予想を出しているので一つの目安になります。

ただしあくまで目安です。

結局は受験者全体の成績は採点側にしかわからないので、90%前後の合格者を確保するように点数調整やボーダーラインの調整が行われます。

まとめ

まとめ

とにかく結果が出るまで、合否は本当にわかりません。

近年は不適切問題の続出で、正答率80%もほとんど意味を成さないようにさえ感じます。

少なくても試験の途中や午前の部が終わった段階で投げ出さないようにだけしてください。

あきらめないで最後まで頑張りましょう!

※2019年2月19日追記

第108回の看護師国家試験を受けた受験生のみなさん!
国試本当にお疲れさまでした!

速報を見て、必修問題の点数が足りていない方も、結果が出るまでは希望を捨てず、あまり悲観的に過ごさないようにしてくださいね。

記事で書いているように、結果は厚生労働省によって操作されるので、今はとにかく勉強と受験のストレスから離れて、気分転換をしたりゆっくり休んで下さい。

去年みたいに必修問題で不適切問題が8問出るような事も起こるので、最後まで希望を捨てずに、前向きに過ごすようにしましょう。

※2019年3月1日追記

日本看護協会が必修問題を含む、11問の問題について、第102回助産師及び第108回看護師国家試験の実施に関する要望書を提出し、不適切問題に対する救済処置を要望しました。

詳細は文章中のリンクから確認できます。

これでボーダーライン上にいる方や、少し点数が足りていない方も望みが出てきましたね\(^o^)/

※2019年3月2日追記

上記の要望書に関してですが、あくまで「問題として不適切」という部分に関する指摘です。

必修1問に関しては1問だけですが、去年のように「難易度として必修問題には不適切」という方法で他の問題がさらに除外される可能性もあります。

おそらく去年も要望書は出ていると思いますが「必修問題に対して不適切問題を8問出して下さい」という旨は出ていないはずです。

それでも結果的には厚労省の判断で、8問不適切問題になっています。

これはどこの会社も予想できなかった事で、多くの人が救済されています。

あとは信じて待ちましょう。

結論は最初に戻りますが、本当に合格発表日まで何が起こるかわかりません。

 

※2019年3月7日追記

東京アカデミーの予想平均点数が発表されて、必修点が45点台、一般問題が186点台と言われています。

これで必修問題の不適切問題はほとんど出ないと思っていませんか??

そんな事ないですよ。

平均点はあくまで全体の平均値を表すのであって、平均点が40点を超えている人が多いとは限らないのです。

もっと細かく説明します。

例えば、今年の受験生が6万5000人だったとしましょう。

(わかりやすくするために極端な点数で例えます)

受験生のうち5万人が50点を取ったとしましょう。そして残りの1万5000人が38点だったとしましょう。

平均点はどうなると思いますか?

50点組が、50000✕50=2500000
38点組が、15000✕38=570000
総得点が、2500000+570000=3070000
全体の人数で割り、3070000÷650000
=47.23

平均点は47.2点になります。

この場合、残りの15000人は不合格に出来ますか?

出来ませんよね。

少なくても不適切問題を2問以上出して調整しなければなりません。

今回はわかりやすくするため、極端な例で書きました。

つまり「平均点数は平均人数にあらず」という事です。

これは日本の平均年収を表す際に、昔から言われている事です。

上と下の開きがあり過ぎて、実際は平均の中央にいる人(中央値)が少ないのです。

あなた自身、または周囲で絶望している人がいたら、教えてあげてください。

闇雲に期待を持たすのは良くない事かもしれませんが、絶望感が強い毎日を送るのは本当につらいです。

まだ合格発表まで2週間もあります。

どんな感情であろうが、結果は動かせないので、せめて発表日までは前向きに過ごしましょう。

※2019年3月22日追記

速報によると、第108回看護師国家試験の合格率は89.3%

ボーダーライン 155点

採点除外問題は必修1問を含む3問だったようです。

それぞれ思い思いの結果発表だったと思いますが、良かった人も悪かった人も少し気分を入れ替えて、4月からまた動き出していきましょう。

 

タイトルとURLをコピーしました