【重要】熱せん妄の症状や原因とは?インフルエンザに伴う異常行動との関連性

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インフルエンザと熱せん妄 インフルエンザ

日に日にインフルエンザが拡大しています。

本記事作成時の2019年1月25日現在、厚生労働省によると「20日までの1週間の推計の患者数は213万人に達している」との事です。

47全ての都道府県で警報レベルを超えています。

毎年インフルエンザになると、流行の広がりが警戒されますが、もう1つ警戒しなければならない点が異常行動です。

この記事ではインフルエンザに伴う異常行動と「熱せん妄」について説明しています。

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熱せん妄(ねつせんもう)とは?

熱せん妄(ねつせんもう)とは

熱せん妄とは、高熱が出た時に起こるせん妄状態の事で、人によっては異常行動を起こすことがあります。

せん妄には下記のような症状があります。

  • 幻覚・幻視がある
  • 奇声を発する
  • 不明な言葉(支離滅裂)
  • 突然走り出す
  • 歩き回ったり外に出る(徘徊)

熱せん妄の原因

熱せん妄の原因

主な原因としては、熱によって脳内でつくられているホルモンバランス(ノルアドレナリン・ドパミン)の過剰分泌が指摘されています。

また、高熱により朦朧(もうろう)としているため、夢と現実の区別がつかなくなり、パニック状態になる事も指摘されています。

インフルエンザに伴う異常行動

インフルエンザに伴う異常行動

10年以上前にインフルエンザ発症後に、タミフル内服を内服した患者さんが、不明な言動をしたり奇怪な鼓動が見られ、高層マンションなどから飛び降りてしまうなどの事故がありました。

そのため、2007年以降は未成年へのタミフルの摂取は禁じられていましたが、タミフルとの因果関係は証明できないとし小児への投与が可能となりました。

理由としては、タミフルやイナビルなどのインフルエンザ治療薬の内服の有無に関わらず、小児を中心に異常行動が見られたためです。

厚生労働省の発表では201〜2018年のインフルエンザ時期の異常行動が95件確認されています。

子どもが中心の発症でしたが、2割近くのケースでは薬を服用していなかった事がわかりました。

この事からも、治療薬との因果関係は証明できません。

タミフルに関する「重要な基本的注意」の記載も

「抗インフルエンザウイルス薬の服用の有無または種類にかかわらず、インフルエンザ罹患時には異常行動を発現した例が報告されている」と改められ、

「重大な副作用」の欄には因果関係は不明としつつ「異常行動」が追加されました。

 

インフルエンザの異常行動は熱せん妄よりも長い

インフルエンザの異常行動は熱せん妄よりも長い

インフルエンザによる異常行動は、通常の熱せん妄に比べて発症期間が長い事が指摘しれています。

東京足立区にある小児科医院の和田紀之院長によると「熱せん妄は発熱の1日目と2日目に起きることが圧倒的に多い」と話していますが、インフルエンザでは治療薬を服用した後でも異常行動を起こす事があり、発症からおよそ5日間は注意が必要だと指摘されています。

発熱から2日間はなるべく1人にしない

インフルエンザ発症から2日間はなるべく1人にしない

前述した95件のケースのうち、多くのケースで発症から2日以内で起きています。

厚生労働省は発熱から2日間は患者をなるべく1人にせず、窓の鍵を確実にかけて、必ず

和田院長によると

「症状は基本的に数分から数時間以内に治まる事が多いが、それ異常長く続く場合は、脳炎や脳症の可能性もあるので、速やかに医療機関に受診してほしい」と呼びかけています。

和田先生の言葉の中で出てきた脳症とは、インフルエンザ脳症の事を指しています。

インフルエンザ脳症に関しては下記の記事で詳しく書いているので、必ず確認しておいてください。

小さいお子さんがいる方は特に気を付けて、インフルエンザ発症時は、なるべくそばに付き添い、可能な限り目を離さないようにしてください。

 

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