自制心を奪うモラルライセンシングとは?防ぐための方法と対策

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計画の立て方

ブログを書いていると、3時間で仕上げようと思っていた記事が1時間で終わることもあります。

こんな時「思ったより早く終わったから、ちょっとだけYouTubeを見て、その後また別の記事を書こう」と思うことがあります。

ところがYouTubeの動画を1つ見ると、頼んでもいないのに次の動画や、お勧め動画を紹介されてしまいます。

ついつい見てしまい、あっという間に時間が過ぎて「気付いたら夜になってた」なんて事はよくある話です。

このように「頑張ったから、少しだけ」の感覚を持つと、せっかく空いた時間を有効に使えずに不完全燃焼な1日になってしまいます。

この記事ではそんな「少しだけ」の思考原理と対策についてまとめています。

参考書籍はケリー・マクゴニガルのスタンフォードの自分を変える教室です。

著者はストレスに関する研究の第一人者であり、ストレスは寿命を延ばす効果さえある」という事を提唱されています。

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モラル・ライセンシングとは

モラル・ライセンシングとは

「頑張ったから、ちょっとだけ」という思考は、心理学の用語でモラル・ライセンシング(= moral licensing)と言います。

日本語ではおめこぼし効果とも呼ばれます。

本書よりモラルライセンシングについて以下抜粋

人は何かを良い事をすると、いい気分になります。そのせいで自分の衝動を信用しがちになります。 多くの場合、悪い事をしたってかまわないと思ってしまうのです。

「良いことをしたり、頑張った後は自分に甘くなる」というのは人間の本能です。

シカゴ大学とイエール大学の研究によると「人は目標に向かって前進すると、遠ざかるような行動をとる生き物」であると言われています。

もちろん前進する事や成長する事が悪いことではなく、目先の報酬(達成感)に満足してしまい起こる現象です。

 一度計画が崩れると、全てダメになる

モラルライセンシング

人は一度自分が立てた計画や、理想のスケジュールが崩れてしまうと「どうにでもなれ効果」が発動してしまい、計画そのものを放り出してしまう傾向があるため、注意と対策が必要です。

 

暴飲暴食や計画倒れの原因「どうにでもなれ効果」を防ぎ失敗しない対策と計画を立てる
誰でも勉強やダイエット、日記やブログなど自分に課題を持って、継続的に何かをやろうとした経験があると思います。そんな時、計画を崩してしまいがちな原因として挙げられるのが「どうにでもなれ効果(The what the hell effect)」です

モラルライセンシングを防ぐための対策

モラルライセンシングを防ぐための対策

本書では、モラルライセンシングを防ぐために重要な事はなぜを追求していく事だと述べられています。

結果に注目すると「うまくやり遂げた」と、その場で満足してしまいます。

これを努力する姿勢に注目すると「なぜ努力しているのか」という視点に変わり、長期的な目標や価値観に対する行動として認識する事ができ、モラル・ライセンシングを回避できるようになっていきます。

「タスクをこなす事」が本来の自分の姿ではなく、「望む事をする」のが本来の姿や目的だからです。

「早く処理できたかどうか」ではなく「なぜ早く処理したいのか」を思い出せば、相反する衝動を抑えやすくなるのです。

モラルライセンシングが発動してしまう要因の1つは、時間や資源がたくさんあると認識してまうことです。

実際に挽回できるチャンスがあれば良いですが、それは他の事に使えた時間やエネルギーを消費してしまっているというです。

時間だけは戻ってきません。

時間と自分を管理する認識を持って、対処していく必要があります。

まとめ

まとめ

ついついやってしまいがちな「少しだけ」の心理。

今までは「だって人間だもの」と目を背けていましたが、いつも後々になって後悔しているので、意識して時間を浪費しないように心がけていけると良いですね。

何事も脳の仕組みから原因と対策を知る事が大切です。

 

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