看護師1年目から4年目以降までの「辞めたい」理由をまとめてみた

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看護師を辞めたい

病院で働く看護師は入れ替わりが多く、毎年のように同僚が辞めていき、 また新しい人が入ってきます。

介護職員も含めて離職率の高さは、他の職種に比べても高いように思います。

資格を持っている強みでもありますが、ストレスや悩みを抱えているという理由でもあります。

経験年数によっても様々な理由があるので、この記事では年数別に応じた看護師を辞めたくなる理由を書いています。

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看護師1年目の辞めたい理由

看護師を始めて、最も辞めたくなる時期が1年目ではないでしょうか。

日本看護協会によると、2016年の病院看護実態調査によると新人看護師の離職率は7.8%という事です。

また小規模な病院であればあるほど、離職率は高まるようです。

これは教育やバックアップ体制が十分に整っていないことが原因だと考えられます。

1年目で辞めたくなる主な例をまとめてみました。

  • 初めての「仕事」に慣れない
  • 理想と現実のギャプがある
  • 覚える事が多すぎる
  • 責任感に耐えられない
  • 夜勤のリズムが作れない
  • 先輩が怖すぎる
  • 時間外労働や残業が多すぎる

新卒で病院に入職すると、仕事自体が初めてなので、慣れるまでに時間がかかります。

一年目はとにかく覚えることが多いので、仕事中はもちろん、家に帰ってきてからも勉強することが山積みです。

私の場合は、看護学校で勉強してきたことを何ひとつ覚えていなかったので、疾患を一から見直す勉強する必要がありました。

主に勉強した内容は以下の通り。

  • 病態生理・解剖学
  • 主に使われる薬の成分
  • 患者さんや家族への対応
  • 急変時の対応
  • 周手術期の看護(配属が外科だったため)

こういった基礎的な勉強に加え、日々の業務や入院の受け方や書類の整理など、とにかく覚える事が本当に多いです。

昔はナースのお仕事などのTV番組があり、和やかなイメージを持っている人もいますが、実際に現場は過酷な事が多いため、理想と現実のギャップを持つ人も少なくありません。

さらに、数ヶ月経つと夜勤業務が入ってきます。

まだ自信を持って「仕事に慣れた」と言えない時期にも関わらず、夜勤をしなければならないため、生活リズムを整えることが難しくなります

二交代であれば拘束時間が長くストレスも強いです。

経験したことがないストレスで、夜勤中トイレで何度も吐いたことがありました。

また一緒に夜勤を組むスタッフもとても重要で、怖い先輩と組むときは前日から不安と恐怖で胸が苦しくなります。

こんな状況が続くと、 精神的に辛くなり本当に辞めたくなります。

夜勤のストレスや対策については以下の記事で書いています。

 

看護師1年目の夜勤は不安とストレスでつらかった。潰れる前の対策
新人看護師での夜勤はとにかく不安で一杯です。 日々の業務を十分にこなせていないまま、夜勤デビューする事も珍しくないため、自分の仕事に自信が無いまま夜勤に入る事を強いられる人も多いです。 この記事では私が実際に夜勤をして感じた不安について書いています。

 

看護研修や勉強会、委員会活動など時間外で行うことも多くて、本当に苦痛です。

この際時間外手当が出る病院はいいですが、多くの病院ではサービス残業扱いになってしまいます。

勉強会などは、新人の場合ほぼ強制的に参加させられます。

また時間内であっても、今度は業務や記録が滞るため、結局残業する事になります。

結果的にどちらも残業を強いられることになるのです。

看護師2年目の辞めたい理由

2年目では、1年目とは別の理由で辞めたい理由が出てきます。

主な例は以下の通り

  • 1年目というのが通用しなくなる
  • 責任感が増す
  • 任される量が増える
  • 周りの目が厳しくなる
  • 後輩ができる事へのプレッシャーを感じる
  • 成長していない自分に自己嫌悪する
  • ケーススタディがある(病院による)

ある程度のミスが許容されていた1年目に比べ、2年目に入ると「1年目」や「新人」という言葉が通用しなくなります。

単純なミスをしてしまうと「もう新人じゃないんだから!」と周囲の目も厳しくなり、同時に自分への自己嫌悪も生まれます。

基本的にはフォローも付かなくなるため、仕事に対する責任の比重が増し、任される量も増えてきます。

そして、何より後輩ができます。

後輩に対し、自分が失敗する姿や恥ずかしい姿を見せたくない感情を持つようになり、ミスをした時は、1年目の時よりも自分に対して厳しく考えてしまいがちとなります。

「成長していない」「このままじゃいけない」という焦りや不安を感じ、仕事への悪循環をつくってしまう事もあります。

さらに、病院によってはケーススタディ(症例検討)を2年目の必修課題としている所も多くあります。

日々の業務や学習が足りていない状態で、同時進行していくのは本当につらいです。

睡眠時間は削られ、常に仕事やケーススタディに対する事を考えます。

看護師3年目の辞めたい理由

3年目はプリセプターなどの重要な役割を担うため、最も難しい立場と言われています。

辞めたくなる主な理由は以下の通り

  • プリセプターとしての役割
  • 勉強会の実施
  • 看護研究
  • 奨学金の返還期間が終わる

病院によって異なりますが、3年目になるとプリセプター(新人をサポートする役割)を任される事があります。

新人に対して1から教えなければならないので、責任感は1年目や2年目の比ではありません。

内容にもよりますが、新人のミスは基本的にはプリセプターの責任です。

そして何より、自分自身が業務や疾患に対する理解を持っていなければなりません。

指導している後輩のミスが続けば先輩方から指摘され、時には非難の声も出てきます。

常に見本になるような姿を見せ続けなければならないため、自分のミスも減らしていかなければなりません。

先輩からのアドバイスを受けながら、後輩への指導していく状況にプレッシャーを感じ、疲弊していく人も多いです。

また、教育担当として、勉強会などを実施していく立場になるため、時間外の業務が増えます。

さらに病院によっては、看護研究も任されます。

3年目はとにかく過酷です。

3年制の看護学校卒業で奨学金を借りていた人は、お礼奉公の期間が終わるので、そのタイミングで転職を考えたり、退職する人も多いです。

ただしプリセプターの担当になると、その責任感からなかなか退職に踏み切れない人も多いようです。

 

看護師4年目以降

経験年数が3年を超えると中堅扱いとなる病院も多いです。

看護師4年目以降で辞めたくなる理由は以下の通り。

  • リーダー業務
  • 人間関係に嫌気
  • 自分に自信
  • 新しい科や病院への興味

4年目はプリセプターをサポートする立場であったり、チームのリーダーやサブリーダーを任されたりもします。

若手のスタッフを管理する立場となるため、指導案をねったりしなければなりません。

プリセプターや、経験年数の若い看護師から相談を受ける立場にあるため、自分の時間を削っている人も多くいます。

常に連絡や相談を受ける立場であり、同時に主任や師長に相談する立場にあります。

また、3年以上同じ科で働いた人は、ある程度の自信が生まれ、新しい科や病院に挑戦する意欲なども生まれます。

病棟の雰囲気や人間関係が悪い場合は、自信と経験を武器に退職する人もいます。

まとめ

経験年数別の悩みや退職したくなる理由を書いていきました。

新人の頃は自分の事だけで精一杯だったので、「今が1番苦しい」と思っていましたが、実際の所は、3年目が1番大変かもしれませんね。

サポート体制が充実している病院を探すか、病院以外の職場で心にゆとりを持った働き方ができるようにしていく事をお勧めします。

 

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