看護師1年目の夜勤は不安とストレスでつらかった。潰れる前の対策

看護師1年目

新人の看護師にとって、夜勤は不安が大きいものです。

日々の業務を十分にこなせていないまま、夜勤デビューする事も珍しくないため、自分の仕事に自信が無いまま夜勤に入る事を強いられる人も多いです。

厚生労働省の新人看護職員研修のあり方に関する研究(PDF)でも、多くの看護職員が不安を抱えて夜勤をしている事がわかっています。

この記事では私が実際に夜勤をして感じた不安について書いています。

当時は『経験を積むまでは、ただ我慢するしかない』と感じていました。

しかし、今こうして振り返ってみると対策ができる事もたくさんあるため、これから夜勤を控える人や、実際に夜勤で苦しい思いをしている人の参考になれば良いかと思います。

看護師1年目が夜勤前に感じる不安とストレス

看護師1年目が夜勤前に感じる不安とストレス

①前日の夜から不安で眠れない

個人差はありますが、私の場合は前日の夜から不安で眠れませんでした

  • 「大きなミスをしたらどうしよう」
  • 「怖い先輩との夜勤で恐怖」
  • 「状態が悪い患者さんがいる」

こんな不安がたくさんあります。

不安を抱えたまま眠りにつくため、睡眠の質は当然低下してしまいます。

友人の1人は、夜勤の前日は必ず「夜勤をしている夢を見る」という方もいました。

②夜勤に行く前の時間も休まらない

熟眠感を得られない状態で目が覚めるため、朝の目覚めも悪いです。

夜に仕事をするため、昼間の間に身体を休めたり、仮眠を取らなければならないと考え、なるべく家で寝ているようにしていました。

しかし、寝たり起きたりのサイクルを繰り返し、結果的には常に不安と倦怠感を抱えて過ごす状態となっていました。

新人看護師が夜勤中に感じる不安と症状

新人看護師が夜勤中に感じる不安と症状

準夜勤や2交代勤務の場合、多くの病院では夜勤の開始時間は17時前後です。

しかし、実際には30分〜1時間前から病院に来て、情報収集や夜勤の準備(夜勤中に使う点滴の準備など)をしなければなりません。

不安が強いと情報収集中も集中力が保てず、時間がかかったり、確認漏れなどが起こります。

怖い先輩と組む時は、ナースステーションに居るのも苦痛でした。

看護記録を書き終えたら、逃げるようにラウンド(各病室の見回り)に行くようにしていました。

休憩室では、呼吸をするのも苦しい感覚に襲われており、不安やストレスが強い時は病棟のトイレで吐いていました。

2交代の場合は仮眠もありますが、仮眠中は「やり忘れていた業務はないか」と、考えると不安で眠れません。

夜勤が終わってから感じる不安と症状

夜勤が終わってから感じる不安と症状

私の場合、最初に夜勤をした時は3交代だったので、夜勤4回が1セットというサイクルでした。

1度の夜勤では終わらないため、常に不眠と不安・ストレスを抱え続けます。

帰宅した後は「やり残した事は無いか」という不安や心配が出てきます。

休み明けで病棟に行くのも、ミスなどを指摘されるのが怖かったです。

私は夜勤の帰り道でも、ストレスで吐いていました。

夜勤のサイクルに関する詳細は『看護師の夜勤は本当につらい!夜勤の健康被害と対策』に書いているため、ここでは省略させて頂きます。

1年目の途中で病院の体制が変わり2交代制に移行しましたが、初めての2交代勤務の後は、心身共に疲弊し、帰宅後はベッドに辿り着く前にソファーの上で泥のように眠りました。

全身麻酔を除いて、人生で1番深い眠りだったと思います。

とにかく疲れます。

夜勤の不安への事前対策

夜勤の不安への事前対策

①恐怖を感じる人との夜勤は避けてもらう

不安を増強させる最大の原因は、間違いなく一緒に夜勤を組む先輩です。

アドラー心理学でも「人間の悩みは全て対人関係の悩みである」と言われています。

私のように、一緒にいるだけで強度のストレスを感じ、トイレで吐いてしまうような先輩とは、仕事をしてはいけません。

私はなんとか乗り切りましたが、人によっては鬱病などを発症させる要因となります。

一緒の夜勤には入らないように、病棟師長や主任に必ず打診してください。

夜勤のスタッフが少なくても、一緒に組まないシフト作りはできます。

当時の私は「自分が未熟だから、経験を積むまでは我慢するしかない」と思っていました。

しかし、一緒に居て安心できないスタッフと仕事をしていると、常に不安とストレスを抱えた状態が続くため、悪メンタルが崩壊します。

病棟の上司に打診して、万が一受け入れられないようであれば、看護部長に相談してください。

それでもダメなら、もうその病院で働くべきではありません。

職員と向き合って対策を取れない管理システムの病院で働き続けたところで、新人の時期を乗り切っても必ずトラブルや悩みは続きます。

日勤帯の勤務を避けるのは難しいかもしれませんが、夜勤だけは必ず一緒にしないようにしてもらってください。

我慢して苦しむ必要はありません。

②不安な事を紙に書き出す

人間の脳は不明瞭な事や、ぼんやりした事に不安や恐怖を感じます。

この状態を防ぐためには情報を言語化すると不安が軽減されます。

具体的には、夜勤を行うにあたって理解している事と理解していない事を全て紙に書き出します。

例えば、夜勤の流れに不安があるのであれば、「この時間には、主にこの業務を行う」といった経時的な業務フローを自分で書いていきます。

わからない部分が出てきたら、病院の夜勤マニュアルを確認したり、先輩に確認して埋めていきます。

まずは「自分が理解できていない事を把握」し、その部分に対する「解決策や具体的な内容」を提示する事で不安が軽減されていきます。

他にも、急変時の対応や救急入院の対応でわからない事があれば、「必要な物品は何か」

「どのような手順で行われるか」を明確に書いていくと不安で軽減されます。

必要な看護技術が詰まった書籍ズルいくらいに1年目を乗り切る看護技術も新人Nsの手助けになってくれるので、ぜひ読んでみてください。

③夜勤前後はリラックス時間を持つ

夜勤の前後は、何もしないと不安を感じます。

音楽を聞いたり、アロマの匂いを嗅いだりするだけもリラクゼーション効果があります。

余力があれば、外に出て太陽の光を浴びならが散歩するだけで、不安が大きく軽減されます。

また、マッサージを受けに行くこと等も良い気分転換になりますので、自分の中で実践しやすい事を行ってみて下さい。

私のように、寝ることで不安を抑えつけようとしても上手くはいきません。

まとめ

どんなに対策をしても不安を完全に消す事は不可能ですが、不安の原因を特定し可能な限り取り除いていく意識が大切です。

最初の病院(外科病棟)は2年で退職しましたが、今思えば「あんなに強いストレス環境で、よく2年も続いたなぁ」と思います。

幸い私は、病院が変わってからはストレスで吐く事も無くなり、心身共に健康です。

劣悪な環境で働き続けた人の中には、うつや統合失調症などで休職したり、社会復帰できなくなってしまう人も居るため、くれぐれも我慢だけはしないようにしてください。

また、病院以外にも働ける場所はたくさんあるので、下記の記事も参考にしてみてください。

【2019年の働き方】看護師が病院以外で働ける転職先27選
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