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マルチタスクはそもそもできない事が判明!脳への負担と学習能力低下

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集中力の高め方

複数の事を同時に行うマルチタスク』

『1つの事に集中するシングルタスク』

「女性はマルチタスク脳で複数の事を同時に行う事が得意」

なんて事を昔は言われていましたが、科学者の間ではハッキリと否定されています。

この記事ではマルチタスクがどれだけ学習能力や仕事の生産性を低下させるのかを参考文献の内容を引用しつつまとめてあります。

この記事では”マルチタスク病”という表現を使っています。

参考書籍は『SINGLE TASK ー点集中術 』です。

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マルチタスクはそもそもできない事が判明!

マルチタスク病で仕事や学習はできない

本書ではマルチタスクについて以下のように述べられています。

何かをしている時に、別の事(タスク)に集中することができない。なぜなら2つのタスクのあいだで『干渉』が生じるからだ。

人にはマルチタスクをこなす事など出来ない『できる』という人がいるとしたら、それは単なる勘違いだ。脳は勘違いするのが得意である。(中略)

マルチタスクは不可能であり、一般に「マルチタスク」と考えられている行為は「タスク・スイッチング」にすぎない。

本書では科学者たちの研究をもとに、『”マルチタスク” そのものが不可能であり、存在しない』とされています。

そもそもマルチタスクはできないというのです。

マルチタスク脳は存在せず、トレーニングで鍛えれるわけでもありません。

※この後も”マルチタスク”という言葉が何度も登場しますが、便宜上”マルチタスク”という言葉が使われています。

マルチタスク病は脳への負担や学習能力の低下し、時間感覚も歪める

マルチタスク病は学習能力や仕事の生産性が低下する

日常的にマルチタスクをする人は1つのことに意識が向いていないため、外部からの影響を受けやすく集中することに慣れていない状態になっていきます。

また、後悔や不安などの雑念もマルチタスクと同様とされています。

ハーバード大学の研究によると、せわしなく働いている社員たちは1日に500回も注意を向けるタスクを変えるが、最も能率の高い社員たちは注意を向けるタスクを変える回数がむしろ少なかった。

このことから、注意を向ける(変える)回数が少ないと能力が上がることがわかっています。

注意を向ける回数が多いマルチタスク病では学習能力や仕事の生産性が下がってしまうのです。

また、マルチタスクを日常的に行っている人は『目の前の作業とは無関係のことに手を出すのはやめよう』という抑止力がなく、集中力も鈍い事がわかっています。

これはディープワーク意残余でも指摘されており、脳にも負担がかかっています

人によっては「マルチタスクをするとバカになる」と言う方もいます。

また「常に何かを気にした状態」になるため、不安や焦りが生じやすく時間感覚を歪めてしまう事が指摘されています。

 

マルチタスク病になる原因

マルチタスク病になる原因

マルチタスクに陥りやすい4つの原因を解説していきます。

①外部刺激

人間の脳の性質上、外的要因に意識が逸れやすいという事が指摘されています。

人的要因と環境的要因。

どちらも外部刺激として対処していく必要があります。

人間の性能は原始時代から受け継がれているため、獣から身を守るためにも外的刺激に反応しやすいように出来ていると言われています。

勉強や何かの作業をする時は、スマホなどの通知は切り、周囲の人には話しかけないように伝えておくなどの対策が有効です。

②優先順位が確立できていない

タスクの優先順位が未確定の場合、取り組んでいるタスクとは他の事に意識が向かう原因となるため、事前に優先順位を決めておく必要があります。

③多すぎるタスク

自分の処理できるタスクの量を超えている場合、焦りや混乱から脳がオーバーフロー状態となります。

タスクを全て書き出し、緊急性のある事だけ行うようにしましょう。

緊急性はあるが、自分で処理できないものは他者に依頼するという事も考えます。

余裕を持ったスケジュール管理も必要です。

④時間管理が出来ていない

あらかじめ時間設定をしてタスクを行わないと、集中力が途切れた状態でタスクに取り組んでしまうことになります。

タイマー管理が最も簡単かつ有効です。

マルチタスクに当てはまらないこと

マルチタスクに当てはまらないこと

本書でマルチタスクに該当しない例として紹介されている内容

  • 音楽を聴く
  • 書類をファイルにまとめる
  • 簡単な食事の支度をする
  • ごく単純な手作業や修繕をする

マルチタスク病の具体的な対策

 

ここではマルチタスクに陥らないために意識してく事を対策します。

①パーキングロットを用意しておく

パーキングロットとは駐車場の事であり、ここでは記憶や意識の一時保管庫の事を指します

つまり、メモとして記録しておくというこです。

そしてメモをしたら、速やかにその事を忘れて作業に戻りましょう。

覚えておこうとすると、それだけで意識は逸れてしまいます。

②バイタル・フューを見極め、その1つに専念する

本書によると、質の高い仕事をする鍵は

「些末な多数」(トリビアル・メニー)と「ごくわずかな重要なもの」(バイタル・フュー)を区別することにあると言われています。

多すぎるタスク全てに取り掛かろうとするのではなく、本当に大切な事だけに集中しましょう。

この辺はエッセンシャル思考でも言われていることです。

③肉体と意識が同一であることを確認する

「目の前の行動」と「頭の中の意識」が同じ場所にいるのか?

自分に問いかけてみて、これが出来てなければマルチタスクの状態になっています。

人は無意識のうちに別の事を考えているため、肉体と意識が同一になっているか時々チェックしていきましょう。

④何をすべきか「見える化」しておく

常にやるべき事をはっきりとさせておきます。

ここで大事なのは頭でわかっている状態ではなく、目で見てわかる状態にしておく事。

頭で理解している状態を維持しようとするだけでマルチタスクは起きてしまいます。

具体的には紙に書いたり、電子デバイスのメモ機能やリマインダーなどの通知がお勧めです。

⑤嫌いな事ほどシングルタスクで終わらせる

人は嫌いな事に取り組む時は注意が逸れ、生産性が落ちる傾向にあります。

嫌な事こそシングルタスクを意識し、短時間で終わらせましょう。

まとめ

外部からの刺激と雑念が生産性を最も下げるようです。

常に自分で環境を整え、余計な思考で邪魔されないような状態をつくる必要があります。

シングルタスクの原則
  • 一度に1つの作業に集中して、生産性を上げる
  • 頭の中を余計な雑念に邪魔させない状態
  • 外からの刺激をシャットアウトする
  • 今という瞬間、1つの作業だけに取り組む

 

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