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インフルエンザの時に検査もされず、イブプロフェンが処方された話【カナダ】

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インフルエンザ

毎年冬にインフルエンザが広まって怖いですよね。

私は生まれてから28年間1度もインフルエンザになった事がありませんでしたが、29歳になる直前にインフルエンザに罹患しました。

正確に言うと40度の熱が出ていたのですが、検査もされず解熱剤だけ渡されて家に帰されてしまいました。

そのため「インフルエンザ疑い」です。

これは日本ではなくカナダに居た時に起きた出来事です(笑)

この記事では、日本とカナダを含む海外のインフルエンザに対する考え方について書いていきます。

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インフルエンザの検査をしない国が多い

私はワーキングホリデーで、2016年から2017年の1年間カナダに滞在していました。

12月に40℃以上の熱が出て「これは間違いなくインフルエンザだ」と確信しました。

発症から48時間以内であれば、タミフルなどの抗ウィルス薬が効果的なので、すぐに病院に受診。

ところが医師は「たぶんインフルエンザだね。解熱剤出しておくから1週間くらい様子見て、それでも治らなかったらまた来てね」と検査もなく、そのまま家に帰されました。

海外では日本のように40℃の熱が出ても、基本的にはインフルエンザの検査やタミフルなど抗インフルエンザウィルス薬の処方はありません。

風邪と同じようにウィルスによる罹患なので、1週間ほどで体内からウィルスが出ていく(排菌)のを安静にしながら待つのが基本です。

例外的に検査をしたり内服薬の処方があるのは、重篤化する可能性がある高齢者や、呼吸器疾患や循環器系の疾患を持っている方などです。

一般成人の方にタミフルなどの処方はしてくれないので、ご注意ください。

これは下記のダイヤモンド・オンラインの記事で詳しく書いていますので、参考にしてください。

 

海外ではインフルエンザ検査の簡易キットすら無い

海外ではインフルエンザの簡易キットすら無い

私は「せめて検査だけでもしてほしい。何か他の病気だったら困る」と、食い下がりましたが、次に医師から笑い飛ばされました。

医師「もし検査しても、結果が出るのに1週間くらいかかるから、その頃には治ってるよ。ハハハ」

私は唖然としました。

日本では10分そこらで結果が出るインフルエンザの検査ですが、カナダでは簡易キットそのもが無いため、臨床検査に提出すると結果が出るのに1週間前後かかるそうです。

本当に驚きました。

日本に住んでいると、日本の生活が当たり前になってしますが、国際的に見るとやはり日本は相当ガラパゴスな国です。

「自分の常識は常に疑った方が良い」と再認識しました。

含有量が3倍の特大イブプロフェン(解熱剤)

含有量が3倍の特大イブプロフェン(解熱剤)

やはり検査はしてもらえず、代わりに「熱が出てつらい時はこれを飲んでね」と、特大のイブプロフェンを渡されました。

日本で処方されている規格は1錠200mgであり、1日600mgが上限となっています。

ところがカナダで処方されたのは、1錠600mgのもので「これをなるべく6時間空けて、1日3回くらいを目安に飲んで。みんな飲んでるから」と言われました。

それがこちら

イブプロフェン600mg

いやいや…1錠で日本で規定されている1日の上限量だし…

日本人の身体には明らかに負担が大きすぎる。

しかも胃薬の処方もなし。

イブプロフェンはNSAIDS(非ステロイド性消炎鎮痛剤)と言われる解熱鎮痛薬の括りになります。

NSAIDSは胃潰瘍や胃に穴が空く胃穿孔などの副作用があり、胃粘膜に負担をかける事が分かっています。

そのため日本では、胃薬(ムコスタ、レバミピドなど)と共に処方される事が多いです。

私はイブプロフェンの含有量も多いため、胃薬の処方を求めましたが、結局処方してもらえませんでした。

当時は海外でインフルエンザの検査をしない事が普通だと知らなかったので、冬のカナダで、とてもとても嫌な気分になったのを今でも鮮明に覚えています。

NSAIDSはインフルエンザ脳症の危険

インフルエンザ脳症の危険

カナダではイブプロフェンを処方されましたが、日本ではインフルエンザ及びインフルエンザの疑いがある時は、イブプロフェンなどのNSAIDSは極力避けるべきとされ、基本的には処方は行われません。

それはインフルエンザの状態でNSAIDSを内服すると、インフルエンザ脳症を引き起こす危険があるからです。

ただし、症状や年齢に応じて処方する医師もいるため、処方の意図を確認できると良いでしょう。

日本と海外では、処方する基準や考え方が異なる場合があります。

自己判断での内服はしないようにしましょう。

解熱剤でお馴染みのロキソニンやバファリンも同様です。

インフルエンザ脳症とNSAIDSの関係については、下記の福岡県薬剤師会のホームページ『インフルエンザ脳症とNSAIDSの関連性は?に詳しく書いてあります。

とりあえず解熱剤を内服して様子を見た

とりあえず解熱剤を内服して様子を見た

当時の私はインフルエンザ脳症の事など全く頭に無く、とにかく熱による倦怠感(体のだるさ)でつらかったので、イブプロフェンを半分に割って内服しました。

さすがに1錠600mgはデカすぎます。

そして日本から持参していたムコスタも同時に飲みました。

やはり使い慣れた常備薬は本当に重宝します。

長期で海外に行く際は、よく使う薬は持参した方が良いです。

現地で処方された薬が身体に合わない事が多々あるためです。

イブプロフェンを内服後、30分〜1時間ほどで熱が下がりました。

ホントに良く効きました。

ただし、6〜7時間経過すると効果が切れて、また熱が上昇してきていたので、時間を空けながら内服を続け、5日ほどで熱が出なくなりました。

医師のいう通り、見事にウィルスが排菌されました。

という事はやっぱりインフルエンザの疑いが強かったと思います。

普段40℃の熱なんて出ませんからね。

幸いインフルエンザ脳症にはなりませんでした。

助かった。

日本では、インフルエンザ脳症に影響がないカロナールなどのアセトアミノフェン製剤が処方されます。

まとめ

まず大前提として予防接種は受けておきましょう。

インフルエンザは重症化し、二次感染や臓器不全を起こす事もあります。

体調に異変を感じたら、なるべく早めに受診し医師の判断に従い、自己判断での服用は避けるようにしましょう。

解熱後数日は体内にウィルスが残っている場合があるので、仕事や学校にいくタイミングも受診の際に必ず確認しておいて下さい。

また、インフルエンザによる異常行動に関してまとめた重要な記事も書いているので、お子さんがいる方などは特に注意して読んでおくことをおすすめします。

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