恋愛やコミュニケーションの心理学がわかるジョハリの窓の例や使い方とは?

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心理学自己開示コミュニケーションの分野でおなじみのジョハリの窓のお話です。

恋愛やゲーム、ビジネスでも使われています。

みなさんは自分の事をどれくらい知っていますか?

自分が思っている自分像と、友人や家族に聞いた自分像は異なる場合があります。

親切そうに見える人でも、家族や親しい友人と居る時は全くそんな事ない人とかも居ますね(いわゆるソトヅラが良い人です)。

誰しもこういった「みんなが知っている自分」や「そうではない自分」があると思います。

ジョハリの窓はこの側面を4つに分けています。

例を挙げながら、使い方を説明していきます。

①解放の窓

1つ目の窓は解放の窓

“開かれた窓” とも表現されています。

これは自分から見ても、他人から見てもわかる自分の事で、自己理解・自己開示が共に行われている状態です。

「自分も知っている自分」「他人も知っている自分」

 

つい無神経な事を言って彼女を怒らせてしまった…

 

いつもそうじゃん。少し考えてから喋った方が良いよ

 

よくある状況です。

②盲点の窓

2つ目の窓は「盲点の窓」

死角の窓気づかない窓とも言います。

これは他人には見えているが、自分には見えていない自分です。

自己理解ができていない状態です。

「自分が知らない自分」「他人は知っている自分」

 

はっしーってのんびり屋さんだよね

 

え?毎日慌ただしく動いてるつもりなんだけど?!

 

いつも言われます。

③秘密の窓

3つ目は「秘密の窓」

隠された窓とも言います。

これは自分は知っているけど、人には知られていない、もしくは人に知られないようにしている自分です。

自己開示ができていない状態です。

「自分は知っている自分」「他人は知らない自分」

 

はっしーっていつも穏やかだよね

 

う、う、うん。そうだね(家に帰ったら豹変する)

 

人が見てない時はこんな顔になります。

④未開の窓

4つ目の窓が未開の窓」

未知の窓閉ざされた窓とも言います。

これは自分も知らないし、他人も知らない自分で、自己開示も自己理解も出来ていない状態です。

「自分は知らない自分」「他人も知らない自分」

 

はっしーは海外旅行とかするタイプじゃなさそうだね

 

そうだね。言葉わからないし、治安の悪い海外にわざわざ行く意味がわからない。日本で生活するので十分じゃん。

 

これは実際の会話であり、この数年後に私はワーキングホリデーでカナダに1年間住むことになります。

会話した当時は周囲の人間も自分も全く予想できなかった “自分” の姿です。

そんな行動力や決断力があることは自分も周囲の人間も全く知らなかったのです。

これが4つ目の未開の窓であり、人間の可能性が無限に広がっていると言われています。

この窓をどれだけ開くかによって、自分の行動や意識・生活が変わってきます。

恋愛やコミュニケーションの円滑化を図るもの

ジョハリの窓は恋愛やコミュニケーションの円滑化を図るものとして使われます。

4つの窓はそれぞれが相互関係にあり、1つの窓が大きくなると他3つの窓が小さくなると言われています。

人間関係を良好にしたいのであれば、1つ目の窓である解放の窓を大きく開く必要があり、そのためには2つ目の窓である盲点の窓と、3つ目の窓である秘密の窓を小さくします。

秘密の窓は自分が理解している部分なので、努力次第で相手に知らせる事が出来ますが、盲点の窓は自分が理解できていないので考え方に関して相手との相違が起こります。

4つ目の窓はどこで開かれるかわかりません。

今まで経験した事のない分野で行動や経験を繰り返す事や、恋愛、コミュニケーションを中心とした心理学テストやゲームの中で見出されるものだと考えられています。

ジョハリの窓まとめ

ジョハリの窓は、自分の事をよく理解し相手との共通認識を増やしていくためのもの。

恋愛でのコミュニケーションや心理学を学ぶ方法として適しています。

自分を改めて見つめ直したり未知の分野を開拓していく事で、知らなかった自分を探すことも重要です。

人間関係を良好にするためや新しい自分を探すためにも参考にしてください(^^)

 

  • コミュニケーションを良好にするには解放の窓を大きく開け、盲点の窓と秘密の窓をなるべく小さく閉める。
  • 自分の可能性を広げるには、今まで経験した事が無い分野に挑戦し未開の窓を開く。