「男女脳の違い」という言葉を聞いたことがありますか?
個人の性格や価値観による問題もありますが、男性と女性では根本的に脳の構造が異なるため、考え方や感じ方が違うと言われています。
この記事では、具体的な例も出しながら、男女脳の違いを紹介していきます。
ウソによる男女脳の違い
男性は、自分のプライドや保身のためにウソをつく傾向があります。
それに対し、女性は相手の気分を良くさせるためにウソをつく (お世辞のウソ) という傾向があります。
一度ウソをつくと、ウソを守る為にウソをつかなきゃいけなくなる事があるため、なるべくウソは避けたいところです。
生理的欲求による男女脳の違い
生理的欲求とは、食欲、性欲、睡眠欲の3大欲求の事を指します。
男性は食欲、睡眠に比べて、性欲が最も強い欲求となります。
一方、女性は睡眠欲と食欲が強く、最後に性欲があると言われています。
この辺を理解しないと、すれ違いを生む原因となるのです。
恋愛フォルダの男女の考え方の違い
なぜ男は『名前をつけて保存の恋愛』と呼ばれ、女性は『上書き保存の恋愛』と呼ばれるのか。
これは子孫繁栄に大きく関与していると言われています。
男はいつでもどこでも子づくりができますが、女性は妊娠すると次の妊娠まで期間が開いてしまいます。
そのため女性は、いま一緒にいる相手が、現状で最も自分に必要だと本能的に認識する事ができます。
だから過去の男をキレイさっぱり忘れ去る事ができるようです。
(例外な方もいます)
会話の目的による男女脳の違い
なぜ男性と女性では会話に食い違いが生まれるのか男性の会話は、疑問や課題に対して【解決を図るため】の目的や手段です。
それに対し
女性の会話は【感情の共有や理解を求めるため】の目的や手段です。
これを理解していないから、男はいつも無神経な発言をするのです。
具体的な男女の会話シーン
女性「ちょっと聞いてよ!今日こんな事があってさ〜ほんとムカつく!」
→感情のシェアや共感を得たい
男性「(また始まった…)そうなんだね。そんな時はこうすれば良かったんじゃない?」
→解決を図ろうとする
女性「いやでもさ〜」
→(解決策は求めてない。共感してほしいの!)
承認欲求に対する男女脳の違い
男性は「プライド」を気にするので、褒める時は【結果】を褒めると承認欲求が満たされます。
→『こんなに良い結果を出すなんてさすがだね!』
女性は「共感や感情の伝染」を気にするので、褒める時は【過程】を褒めると良い
→『あんなに頑張ってたもんね。ホントすごい!』
褒め方を変えるだけで、相手の承認欲求に対する満足度が変わります。
拡大思考に対する男女脳の違い
男性は、今起きている出来事に目を向けることが得意です。
女性は、今起きている出来事に加えて、過去や未来と結びつけて考える事が得意です。
過去に同じ事で不快な思いをさせた経験があると『そういえばあの時も…!』と、記憶が再燃し、現状での出来事に加えた感情が出てきます。
これを【拡大思考】と言います。
男性に比べて、「女性は根に持つ」と言われているのは、拡大思考が原因だと言われています。
仲直りに効果的なプレゼント
彼女や奥さんとの仲が険悪となり、仲直りしたい時に有効なのは【楽しかった時の思い出がよみがえるプレゼント】です。
『二人で初めて旅行をした場所を思い出すプレゼント』など 「二人で楽しみや喜びを得た経験」を思い出させる事が重要です。
これは【拡大思考】を上手に使ったパターンです。
まとめ
ざっくりと、男女脳の違いについて書いてきました。
ビジネス戦略においては「男性にはデータを」「女性には共感を」それぞれ提示したり、感じさせる事が重要とも言われます。
性別が違うと、感じ方や考え方が大きく変わるので、お互いの事を理解できると良いですね。