【完全版】風邪を早く治す方法まとめ!食べ物でも予防と対策ができます

体調管理と予防

以前は風邪を引くと2週間前後は続き、喉(のど)の痛みや咳(せき)、鼻水で苦しんでいました。

最近は医療知識をフル活用し2〜3日でほぼ完治するようになったので、今回は風邪を早く治す方法を紹介していきます。

体調不良が続くと、予定が崩れてしまい全てのパフォーマンスが低下するので出来るだけ早く治しておきたいところです。

意外と知られていない事や間違った認識もたくさんあります。

参考にした書籍は「腸の力であなたは変わる」です。

①風邪を早く治す方法は腸内環境を整える

風邪の引き始めに意識して食べているものは何でしょうか?

多くの方が野菜や果物から、ビタミンやミネラルをたくさん摂る事を考えています。

しかし、少しでも早く風邪を治したいのであれば、腸内環境を整えるのが最も重要です。

なぜなら人間の免疫機能の60%を腸が司っているからです。

腸内環境を整えるのには大きく分けて2つの方法があります。

  • プロバイオティクス(=生きた腸内細菌、有用菌)を増やすこと
  • プレバイオティクス(=腸内細菌のエサになるもの)を摂ること

この2つを効率よく取り入れることで、免疫機能が高まり風邪や病気の予防早期の回復や治癒へと繋がります。

②プロバイオティクスを効率的に取り入れる食べ物

プロバイオティクスを効率的に取り入れる食べ物

乳酸菌や酪酸菌を増やすことが重要であり、代表的なのは発酵食品です。

具体的には、味噌、納豆、ヨーグルト、豆腐、キムチ、ぬか漬け、チーズ等

※ただし、チーズ、ヨーグルトは無殺菌のみ。ぬか漬けや味噌は塩分に注意。

日常的に食べる習慣が無い人は、錠剤からも補う事ができます。

ビオスリーは病院でも普通に処方されるので、ただの薬剤名かと思っていましたが「バイオ3(=bio three)」の事でした。

乳酸菌・糖化菌・酪酸菌の3種類の生きた腸内細菌の総称の事です。

医療関係者でも意外と知らない方が多いと思います。

③プレバイオティクスを効率的に取り入れる食べ物

プレバイオティクスを効率的に取り入れる食べ物

食物繊維とポリフェノール、ビフィズス菌を増やす事がとても重要になります。

食物繊維が豊富なのはごぼう、ひじき、アボカド、納豆などの豆類などです。

特にアボカドは、水溶性の食物繊維と脂溶性の食物繊維のバランスが高いため、とてもオススメです。

ポリフェノールは抗酸化作用も強いため、体内の炎症や老化を防いでくれます。

ブルーベリーやブラックベリーはポリフェノールが豊富で優秀な食材。

ブルーベリーは冷凍すると細胞壁が崩れるため、生で食べるよりもアントシアニンの吸収率が高まることがわかっています。

私はAmazonで買って毎日食べています。

そのままの状態で買うより安く吸収率も高いので、とても助かっています。

ブルーベリーより身近な食品では、ブロッコリーやホウレンソウ、緑茶、コーヒー等もポリフェノールが豊富です。

ポリフェノール自体が腸内環境を整える作用を持っている事と、分解されても腸内細菌のエサになるという素晴らしい役割を果たしてくれています。

ビフィズス菌はフラクトオリゴ糖や豆類、タマネギ、ニンニク等に多く含まれているので積極的に摂りましょう。

また、ビフィズス菌入りのヨーグルトもスーパーなどで見かけますね。

④風邪薬は対策や予防にはならない

風邪薬は対策や予防にはならない

知っている人も多いと思いますが、風邪薬(総合感冒薬)は風邪の症状を抑えるだけであって、風邪の治癒を促進するものではありません。

風邪を引いて熱や咳が出るのは、ウィルスを熱で殺そうとしたり、咳や痰で排菌しようとする生理的な働きです。

熱を下げたり、風邪薬でその働きを止めてしまうという事は、ウィルスが体内に留まり続けるという事。

「早く治す」という点においては、症状を抑える風邪薬は逆効果です。

風邪で病院に行くと、抗生物質を処方される事もありますが、抗生剤は腸内細菌を死滅させるので、免疫機能が下がり悪化することもよくあります。

そもそもウィルス性の風邪に抗生剤はほとんど効果がありません。

抗生剤の処方が出たら、医者や薬剤師によく確認をしてみてください。

インフルエンザの際に、安易に解熱剤を飲むのも危険なので、10月〜3月は特に注意しましょう。

⑤太い血管を温めると風邪の治りが早くなる

太い血管を温めると風邪の治りが早くなる

太い血管を温める事で、深部体温(体の熱)が上昇し風邪が早く治ります。

  • 頸動脈(首)
  • 腋窩動脈(わきの下)
  • 鼠径動脈(足の付け根)

この3つは身体の中でも太い血管が通っているので、温める事によって身体の熱を上げ、ウィルスを早めに叩くことが出来ます。

私は風邪を引いたら、必ずタートルネックのシャツ(ヒートテック)を着て寝ます。

首周りが温まって、風邪の治りが早まります。

熱が上がりきって、寒気がなく発汗が多くなってくるようになると、今度は同じ部位を冷やすことで熱を下げやすくなります。

⑥睡眠時間を確保する

睡眠時間を確保する

睡眠不足はホルモンバランスを崩し、免疫力を低下させる最も大きな要因の一つです。

人によって必要な睡眠時間は様々ですが、短い睡眠時間でも睡眠の質で体調は大きく変わります。

出来るだけ睡眠時間を確保して、睡眠の質も高めましょう。

※2019年3月追記

最近飲み始めたタイムリリース型のメラトニンが睡眠改善にとても良いです。

⑦うがい・手洗いをする

うがいと手洗い

古くから伝わる呪文のようですが、なんだかんだ言ってうがい(含嗽)と手洗いが風邪の予防としては最も効果的だという研究もあります。

帰ったら手を洗って、うがいをしましょう。

特にうがいはしない人が多いようです。

まとめ

まとめ

私も看護師になる前や働き始めた頃は、風邪を引くとすぐに風邪薬や抗生剤を飲み、治るのを待っていました。

しかし、勉強していく中で風邪の治りを自分で遅くしていた事を知りました。

今は薬をやめ、首を温めながら良く寝て、腸内環境を整える事ですぐに体調が戻るようになりました。

普段から腸内環境を意識した食生活をするだけで、免疫力が高まり風邪を予防する事が出来るので、ぜひ普段の生活から取り入れてみてください(^^)